お知らせ

2022/05/11TASTEからのお知らせ ZEROのこと

Co/SS/gZ(コーパスグラインダーズ)のリーダー兼ボーカル&ギターのZERO(榎本是朗)は、20223月初旬にむくみの相談受診後、循環器の検査のため都内の病院に1週間ほど入院することとなり、循環器科病棟への入院必須のPCR検査を受け、結果待ちのため初日はコロナ病棟へ入院しました。その入院初日の夜間就寝中に、うっ血性心不全起因の呼吸困難が突然増悪し、一旦心停止しましたが、心臓マッサージの成功により命を取り留めました。その後低酸素脳症を発症して意識不明のままでしたが、何度もの危篤状態を抜け出し、自分で治癒し回復しているかのように穏やかな状態で1ヶ月強、頑張っておりました。

家族との面会許可2日後、入院中の病院にて、2022411日に永眠いたしました。

享年54歳。



ZERO20175月に筋トレ中のクモ膜下出血・止血による脳梗塞、水頭症により、手術と入院を数回繰り返しました。

1年間の禁飲・禁食期間にもかかわらず、強靭な精神でリハビリし、克服し、その後は四肢と声帯の一部に麻痺と高次脳機能障害が残り、介護が必要なものの、通常の食事も摂ることが出来るようになり、数回の短期間入院での治療を受け、毎月の通院をしながらも、家の中では日常の生活が送れるようになっておりました。今年2月末にも脳外科と口腔外科(声帯・嚥下機能)の定期検診を受診したばかりで、医師から完治に近い状態と診断されたばかりでした。

ただ複数の脳手術後に後遺症である三叉神経痛が発症し、この数年、突然の激痛や慢性的な痛みにとても悩まされておりました。その苦しい痛みがない間は、最近も新しいアルバムの制作・レコーディング、その先のライブ・ツアーなど、新しいスタイルでのCo/SS/gZとしての創作活動に向かって、メンバーたちにいろいろなアイデアを提案しながら、前向きに邁進しておりました。

いつも明るくユーモアに溢れ、冗談が大好きで周りの人を笑わせながら巻き込み、再活動の実現に向けて構想することを楽しんでいました。


2017年からの闘病中も以前と変わらず、生命力に満ち満ちており、いつもまわりへの思いやりがあり、熱い魂の持ち主でオリジナリティの発想力とエネルギーに溢れていました。音楽以外にも釣りや自転車など幅広いジャンルで好奇心旺盛で、わくわくすることが大好きでした。自分の感性に合うエフェクター、アニメや漫画、本や映画、模型などに出会うと家族・メンバーや友人たちと共有したり、毎日自宅での食事やコーヒータイムなど、ささやかな日常の生活を送ることをとても大切に過ごしておりました。昨年は『シン・エヴァンゲリオン』も劇場に観に行く事が出来、大変感動しておりました。

バンドの再々活動、そしてもう一度メキシコの湖に釣りに行きたいという希望もありました。


突然のことで、ZERO本人が一番驚いていると思います。

親族・メンバーなどの近親者は悲しみが深すぎて、呆然としており、気持ちの整理がつかず、皆様への報告が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

葬儀は親族・近親者にて相済ませましたので、併せてお知らせ致します。

生前中は多方面からの温かい励ましの御言葉を頂き、ありがとうございました。本人に代わりまして心より御礼申し上げます。



ZEROのお別れ会につきましては、関係者各位と相談を予定しておりますが、まだ未定です。


しばらくの間、親族・近親者が故人とお別れをするためのプライベートな時間を頂戴したく存じます。

何卒宜しくお願い申し上げます。



ファイヤー!!!!!



Co/SS/gZ

名越由貴夫

大地大介

境めぐみ


TASTE


親族一同

カートの中身

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